教授からのご挨拶

教授

ここに来ればすべてある。All in One体制で臨む
救急科草分けの矜持と未来創生に向けて

私たち救急科はすべての診療科と連携しながら日々救急医療に従事しています。「急な病気やけが」の種類や原因によらず、来院する時間や手段によらず、年齢を問わず、すべての救急患者さんの診療にあたるのが救急医療です。急な病気やけがといっても、最初の症状が軽いものから重いものまで様々です。突然に命や機能に関わる重たい症状を示している場合には、まさに時間との勝負です。直ちに「人、モノ、場所」を準備してチーム医療を駆使して対応しなければなりません。また、一見軽い症状でも「急速に」あるいは「突然」悪化する場合があります。それをいち早く察知して重症化を防がねばなりません。このような多彩な救急患者さんに対して、当院では3つのセンター(高度救命救急センター、総合診療ERセンター、外傷センター)から成る救急医療部門が一体となって、軽い「病気やけが」から重い「病気やけが」まで幅広く、その「急ぎ具合い」に応じて適時に、救急医療を提供しています。

当科は、救命救急センターを母体として都内のみならず日本の草分けとして重症外傷診療体制の端緒を開き、引き続いて市民の皆さんや救急隊員、そしてすべての医療従事者を対象とした救急蘇生の標準化に尽力し全国の普及に大きく貢献してきました。その後を受けて、現行の3つのセンターならびに全科との連携を深め、医学的エビデンスに基づく救急診療を実践する「患者さん中心(Patient-centered)」の体制強化に努めています。また現行の仕組みにドクターカーネットワークやAcute care surgery体制、総合診療科との連携を視野に入れ「プレホスピタルから集中治療・再建に至るまで」の幅広い領域をカバーする体制を創り、日本の救急医療体制の雛形として国内外に発信してまいります。

科長・主任教授 森村 尚登

救急医療を支える5つのポジション

救急医療を支える5つのポジション

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