業務内容

救命のプロフェッショナル:極限の状態で命を救う
救急科専門医とは・・

救急科専門医は、病気、けが、やけどや中毒などによる急病の方を診療科に関係なく診療し、病気やけがの種類、治療の経過に応じて、適切な診療科と連携して診療に当たります。更に、救急医療の知識と技能を生かし、救急医療制度、メディカルコントロール体制、災害医療に指導的立場を発揮します。

Ⅰ.救急科診療実績
  1. 外来患者数・紹介等(ER 含む)
    初診患者数 12,408 名
    再診患者数 5,803 名
    紹介率 67.1 %
    救急車収容件数(救命救急センター) 2,121 件
  2. 疾病別・手術症例別入院患者数等(ER 含む)
    入院患者延数 11,548 名

※2013年のデータ

年別救急車応需台数

年別救急車応需台数

26年度年末年始救急外来患者数

26年度年末年始救急外来患者数

Ⅱ.各部門実績

救命救急センター

当センターは1978 年(昭和53 年)に救急医療センターとして開設、1979 年に救命救急センターとなって以来、都内三次救急医療施設として主に外傷、熱傷、脳血管障害、中毒、心肺停止、などの三次救急の診療にあたったのが母体となっている。2009 年に救急科となり、一次二次救急に24 時間態勢で対応するER、三次救急に対応する救命救急センター、一次から三次まですべての外傷患者に対応する外傷センターという構成になった。このうち救命救急センターに搬送された患者数は2,121 人で、東京都内にある25 の救命救急センターのなかでは都立墨東病院に次いで、2 番目に多い搬送患者数となった。これは東京消防庁ホットラインによる三次救急患者のほか、近隣医療機関からの紹介患者を収容し、またER にて診療した患者のうち重症な場合の入院治療へも対応した結果である。病床数は、ICU 16 床(Burn care unit 2 床含む)、後方病棟(HCU)が14 床、一般病棟として10 階西病棟46 床が外傷センターと救命救急センターの入院病棟となっている。

救急科では従来の三次救急医療に加えて、体系的なシステムによる卒前・卒後教育にも力を注いでいる。新臨床研修制度以降、研修医全員への心肺蘇生法のシミュレーショントレーニングを導入し、また医学生の自主的勉強会に対しても積極的に支援している。さらに東京都の「災害医療派遣チーム(東京DMAT:Disaster Medical Assistant Team)」として、救命救急センタースタッフを中心とした20 名以上が登録している。

専門医、指導医及び認定医の名称と人数(常勤のみ)

日本救急医学会 救急科専門医 14 名
指導医 6 名
日本外傷学会 外傷専門医 4 名
日本脳神経外科学会 専門医 2 名
日本外科学会 専門医 6 名(指導医 2 名)
日本集中治療医学会 集中治療専門医 1 名
日本熱傷学会 専門医 3 名
日本麻酔学会 麻酔科専門医・認定医 2 名
日本脳卒中学会 認定脳卒中専門医 2 名

救命センター 応需・不応需 2013-14

救命センター 応需・不応需 2013-14

救命センター 受け入れ患者内訳 2013-14

救命センター 受け入れ患者内訳 2013-14

救命センター 受け入れ患者内訳 2013-14


ERセンター

特徴と魅力

  1. 年間約7000台という多く救急車を受け入れており、様々な症例に接する機会が多く、短期間で多くの臨床経験を積むには、恰好の研修病院である。
  2. 当ERセンターには各専門医を取得しているスタッフがおり、プライマリーケアとしての専門性の高い教育が受けられる。
    日本内科学会 指導医 1 名
    総合内科 専門医 1 名
    日本循環器学会 専門医 2 名
    日本消化器学会 消化器専門医 1 名
    日本肝臓学会 肝臓専門医 1 名
    日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医 1 名
    日本精神神経学会 専門医 1 名
    日本医真菌学会 認定専門医 1 名
      糖尿病専門医 1 名
  3. 他科との緊密な連携体制が整っているため、希望次第で他科へのローテーションも可能である。

ERセンター応需・不応需2013-14

ERセンター応需・不応需2013-14


外傷センター

特徴と魅力

私達は救命救急センターやERチームと連携しつつ、「外傷センター」として独自の取り組みを行っています。現在、外傷センター所属医師は10名を超え、一般病院を受診する外傷患者の約半数を占めると言われている整形外科外傷を中心に診療を行っています。具体的には一般的なケガの基本診療(初期評価、見逃し損傷のチェック、創の縫合や処置)をはじめ、四肢・脊椎・骨盤など専門的な分野の骨折治療(創外固定、内固定)および軟部組織損傷の治療(血管・神経損傷の修復、flap surgery)などを行っています。

診療体制は初期治療から外来でのfollow upまで行っており、遷延癒合や偽関節の治療、抜釘術まで行い、患者さんが治癒するまで見届けることを目標にしています。当施設の特徴の一つとして大学病院整形外科との強い連携があり、合同カンファレンスや上肢、股関節、膝関節、足部・足関節など各部位の整形外科専門医と協力して、急性期・慢性期の治療にあたれる環境が整っていることが挙げられます。また、全国的に活躍されている指導医のもとで治療にあたれるため、整形外傷治療の基本的考え方から、世界の最先端の治療、重症外傷の治療戦略など、多くのことをアカデミックに学ぶ体制が整っているのも魅力の一つです。

外傷センター手術件数 2013-14

外傷センター手術件数 2013-14

外傷センター手術件数 2013-14


Ⅲ.救急科カンファレンス
救急科カンファレンス(毎朝、夜間休日の救急患者収容状況、不応受ケースの有無、院内急変事例の有無など)
外傷カンファレンス(毎日)
ケースカンファレンス
院内感染予防対策についての研修会
M & M カンファレンス(月に1回)
レントゲンカンファレンス(月に1回)
ジャーナルクラブ(週に1回)

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